カテゴリーアーカイブ: ちょこちょこ独り言

2~3の構成

この時期は仕事(社長を任せた以上あまり大したことをしていない:笑い)に田植え・畑の草取りしながら野菜の手入れ・ものづくりの審査員・病院通いその他、本当に忙しい6月。時間は止まらない必ず過ぎ去っていくと言い聞かせながら、何とかすべて一段落して少しはゆったりしている、梅雨時期故、野菜や果物は成長するけど雑草の伸びがすごい、一寸油断していると大変なことになる、毎日にように雑草との葛藤、どうせ作るのであれば、化学肥料や農薬を使わない、身体に良い美味しい物を作りたい、そのためにはどうすればよいか、その追及に追われている。窒素・リン酸・加里の3つを配合をよくやらないと美味しいものは出来ない。世の中は大抵この2~3つに大まかに分かれている、(表・裏とか海・陸・空とか運命・宿命・天命とか男性・女性それにニューハーフとか:笑)住まいづくり・後継者育成もこの3つのことを基本に実行してきた、柱・桁・床板、の3種類、仮にテーブルがいれば桁を3つに割りそれを合わせて天板にする・鴨居や造作材は柱を2~3つに割れば何でも取れる、材料は県産材の杉と檜・壁は板か塗り壁、造り手は大工と左官等。育成は若者たちのことを考え害のない材料(グラスファイバー断熱材や新建材は使わない、切断したら必ず粒子が飛び吸うことになる)や安全性、例えば上棟時に高いところに上がるため、構造材の幅を一般は105であるが全て120以上に統一している、建て方はオリジナルの耐震構造パネル(震度6まで耐えられるパネル、大分大学で認証を受けている)を4カ所に用いて建て方の時揺れがないようにしている、又屋根はオリジナルのパネルを貼るので落下する危険がなくなるなど、我が社のすまいはシンプルであるが自然素材のために一つとして同じものがない、それを活かしたり・綺麗(自然)に見えたりする技術は相当の月日と熟練が必要になる、すまいがいかに生きてくるかは作り手次第、だから手づくりは価値があり又短期間でできないのです。我が社の素晴らしい技術者たち怪我がないように毎日祈っている。



木材加工

先週高校生の物づくり大会の木材加工部門に審査員として毎年参加している、難しい課題(4方転び)を原図を短時間で書き(1日目)、それを与えられた木材を原図に基づいて墨付けをし、加工して組み立てる(2日目)という競技です、毎年6名で競っている、大分で最優秀賞を取れば全国大会の上位に入るぐらいです、だから選手もみんな真剣なのです、その競技する姿は本当に感動する、皆に優秀賞を挙げたい心境になるのです、競技だから順番は仕方のないところと思うが、選手の力量と云うものは殆ど差がないのです、それどれの手持ちの工具でかなり違いが出る、木材加工は杉材(近年はAD材)を使っているが、杉材に対する刃物や鋸などの選択、その木材にも加工に良し悪しがあるので、高校生でそれをわかるのは極めて難しい、そんな中で素晴らしい物を完成させている選手たちに本当に驚く。私は永年木材を加工してきたが、一本たりとて同じものがない、だから木の良さは数多く扱わなければ覚えないのです。我が社の墨付けから加工、組み立て上棟までは高校生の木材加工と同じ、違いはお金を頂いているので失敗が許されないのです、特に上棟までは不測の出来事があってはならないのです、加工・組み立て時はことを強調して云っているのです、楽しいが危険が付きまとう作業、かけがえのない優秀な職人たち心から安全を願っているのです。職人たちの作業姿は、物づくりに真剣に打ち込む姿と変わらない感動があるのです。究極の物づくりは大小変わりがないが、奥はどこまでも深い。

数独

久々のブログもそうですが何かと忙しい兼業の日々、最近よく目にする数独、最初は気にもせずにいたが、一度試しにやってみたらすぐにできない、時間をかけたら何とか出来たが、二回目(4★)は日を持ち越してもできないので、朝礼時に問題用紙を配って出来たら連絡くださいと云って全員に渡した、今日は出来ないだろうと思っていたら、何と昼休みの30分で解けた社員(吉川君)がいた、びっくり仰天!そのあとは1時間ぐらいで解けた社員が2人いた、これも早い!、その他は全員駄目でした、笑い話に一字だけ解けましたと云った社員もいました。娘も負けじとその問題を夜中に解いた、私はついに解けなかった、もっと簡単な(2★か中級)問題から始めるようにした、今度は家族でしてみたら、娘は30分前後、私は3~4時間、女房は笑い話のネタになるぐらいまったく解けない、それでもその問題に何日もかじりついている、他の人が解けたら興味がなくなると思うが、女房は『い~や』この問題を解くとの一点張り...そのように我が家の夕食後は互いの升目に集中、会話なしでとっても静かなひと時です、孫は一人テレビを見ている、やらない?...いやしない!本当は出来ないくせに(笑い   さあ今夜も頑張るど!

フジマルシェ

先日アルプ総合展示場の我が社の展示場で「フジマルシェ」2回目が開かれた、前回行って見て皆さんの手づくり商品の素晴らしさに感動を覚えた、今回も技術の高さと心のこもった作品が並び、おまけに安い値札を見てびっくりした、そんな売買の事を聞くと、売買は関係がないこうしてフジマルの皆さんと接触し、コミニケションが取れることが楽しく嬉しい、こういう『場』を提供してくれることが、何処の住宅会社にないところです、だから物が売れようが売れないでもまったく関係ないんです、と何人からも聞き涙の出る思いがした、出品された全員の方や集まった人たちの笑顔や会話が弾んでいた、こんな良い繋がりをもっともっとみんなに真剣に伝えなければならないと思った。今回は娘に私も良い作品を出するつもりでいたが、工作中に工具が壊れてしまった、どうしようもなく焦った挙句に作品を急遽変えた、何とか出来たが今一出来が悪いそれでも売れた、次回は反省してもっと心のこもった作品を出すつもりでいる、買ってくれた人に申し訳ない思いと感謝と反省をしています。今コロナ禍や物価高、不安定な時期で展示場も激減して閑散としている、こうしたイベントが来客の引き金になればと願う思いです。

これからは心の時代

有名な鈴木秀子さん(国際コミュニオン学会名誉会長)のエッセイの一コマに、…(ある知り合いの女性が最近、引っ越しをしたというので、友人と一緒に訪問しました。新居に出迎えてくれた彼女は、「周囲は緑に覆われていて雑音は聞こえないし、とても落ち着くんですよ」と話していました。実際、とても落ち着いた雰囲気のご自宅でした。「本当に静かですね」と言ったまま、しばらくの間、三人が座っているその空間を沈黙が支配しました。ふと気がつくと、一緒に来た友人の顔がみるみる美しくなっていくではありませんか。「あら、あなたの顔、どんどん綺麗になっていますよ」と話しかけると、家主の女性が「私もこの部屋の気がとてもよくなり、澄んでくるのを感じます」と言葉を添えました。何かを話すわけではなく、ただ一緒にいるだけで、皆の心が雑念もなく落ち着いている。しかも、そこに満ち溢れる静かで清らかな気が人の心ばかりか表情にまで影響を与えている。)この記事を読んでいると我が社の「上野の分譲地」を思い浮かべる、静かで緑に覆われた自然と調和した我が社の自然住宅にいるような思いがした、鈴木さんたちが我が社のすまいに赴けばもっと感動を覚えることになるでしょう。豊かな広い心を持った我が社の作り手(職人)が見えるそんな住まいづくりは一味も二味も違ってくる。私は彼らを信じているのです、もっともっと住まい手の心や顔がきれいになっていく様を・・・。