大きな爪痕を残した今回18号台風、我が社のすまい調査で被害は雨漏りが一件のみ、新工法にしてからは皆無です、冠水や床上浸水もなかった、御施主様の車が別の場所で水没したくらいです。北からの風が吹いたが管理棟も被害はない、もっとも倒れそうな板干しは前日撤去している、台風が来るたびに自然乾燥しているために、補強や撤去が大変本当に面倒くさいが自然の猛威には勝てない。毎年のように被害は小さくなってきている、これも技術が進歩した証拠、今の新工法(3~4年前から)は本当に素晴らしい、仮に瓦(我が社は瓦止めにすべての瓦穴にステンレスビスを締めている「30×45瓦桟加圧注入材」、通常はらせん釘打ち)が仮に全部風で飛ばされても雨漏りはしない、2次災害を起きないようにしている、又屋根全体が換気になっているので朽腐菌が生えないで長持ちします、今から2年ぐらい前大分市に大雪が降った時にたまたま見学会をしていて、近所の人が『何故この家だけが雪が積もってないのか』と言われたことがあります、廻りすべて真っ白の中にポツンと一件だけ屋根瓦が見えたのがよほど不思議に思ったのでしょう私に声をかけてくれた、それは暖かい通気壁からの上昇気流を屋根瓦全体で逃がしているからです、つまり一寸でも暑くなると両面グリル焼きになるのです、そうするとあっという間に雪が溶けてしまう、この残暑に雪の話は少し涼しくなったような気がしませんか?(笑い。
農作物も大きな被害出ています本当に残念に思う、私の育てている稲も被害はかなりありますが、命があればまたチャレンジはできるそう思い出社した、来れば木材ばかりの作業場の中に鉢植えの植栽物がパレットに並べている、嫌なことばかりの日に台風除けのこの光景はなんだか心が癒された。