カテゴリーアーカイブ: ちょこちょこ独り言

木工教室と御施主様感謝デー

8月19日土曜日に14回目の親子木工教室と御施主様感謝デーを行う、毎年暑い日で作業場での木工教室は総勢160~170名、いもこね状態じーとしていても汗が出る、そんな中で工作物を一生懸命作っている、今年は難度の低いものから高いものと4種類に分けた、その結果自分に合ったものを選びほとんどの方々が時間内に完成することができた、今年も屋外に設けた特設プールで子供たちは大はしゃぎ、無邪気に水遊びする子供たちに交じり2人の孫も大喜び、あの笑顔は木工教室にウォーターシュート付プールは欠かせないものになった。

午後からは御施主様感謝デー、ソフトボール大会は流石に暑く若者任せ、代走付きで1度だけチャレンジしたがフライを打ち上げ、ハイ終わり、我が社には中高と野球部経験が多く昨年から頼もしくなった、ソフトをする勢いで作業をすれば早く覚えるのだが・・・と思う、最初から本当にこの仕事が好きで入社した子は少ない、何でも一生懸命にやっているうちに好きになるのです。

夕方より飲食会、朝から社員や協力業者の奥様達が10名程で手料理を作る、狭い中段取り良く料理を仕込む姿は真剣其のもの、4時30分には取りやすいようにバイキング方式で料理が並ぶ、飲み物はお中元で沢山頂いたもので補う、ビールの缶だけでも何百本、終わってみればたった1本しか残らなかったらしい、それもそのはず4時半~10時半まで賑わった。今年のオークションは毎年のことながらに良いものが沢山出ていた、価値のある物やアイデアの素晴らしいものが例年以上に多かった、私も2.5日かけて作ったが今一のようです、来年は皆に負けずに面白いものを作ろうと詮索している。ビンゴゲームも良かったが温水になったナイトプールは人気者、いつの間にか某ご夫婦もドボン。精一杯日頃の恩返しをさせて頂いた、来年も再来年もず~と続けていきたい、感謝の気持ちを忘れないためにも・・・ありがとうございました。

 

 

古民家と担当達

数年ぶり大規模古民家のリノベーション工事が着工した、古民家のリノベーションは非常に危険で、汚れを伴い人手を有し応用力を必要とする工事、新築の2.5~3倍人手が必要になる、そのうえ金銭的には利益が無いといっても過言ではない、じゃあ~何故工事を請け合うのかは、木の文化の継承と後継者育成にこの古民家の改修は非常に勉強になるのです、昔の職人の技術を盗むこともできるし、何処が一番痛んでいるか、荷重が架って変形や垂れ・ねざりなど沢山勉強になる、このことを想えば今覚えさせておかねばならない。ともあれ1番危険を伴う家の持ち上げ作業を教えに数日関わった、棟上げ以外は通常事務所の中、汗だくと土まみれの中で皆と一緒に行動をとる、安部棟梁班・金子棟梁班計6名、その中で1・2年の見習い社員達のよく動くことに感心した、今年入ったばかりの牧君や安藤君たちも汚ながらず一生懸命やる気がある、それに良く気が付く、このまま今の初心を忘れずに修業を重ねてほしいと願う。性能を有した大規模な改修や補強工事は、100年以上耐久性のある建物に変身する、そんなことのできる職人が非常に少ない、楽しみな若者達です。

 

若き神の手中村棟梁

棟梁と言えばある程度の年齢を想像すのが普通ですが、私たちが手掛ける構造材表しの真壁づくり、在来からの構法と独自の構法を兼ね備えた強度ある架構は、誰でも真似出来ない、他社(毎年人気のある会社の構造見学を訪問している)と格段の違いがある骨組みです。今回施工面積を入れれば80坪になる建物を中村棟梁に任命した、棟梁になる前から墨付けや刻みといった難しい作業を金子指導棟梁が任せていた、部分的とは言いながら毎回すごく良く出来ていた、そしてある現場を1棟すべて任せた結果、今までにないとてつもなく生きた架構が組み上がった、間違いとか勘違いという域を通り過ぎた本当に素晴らしいものが出来たのです。                                                                                                                               棟梁になり初めての主担当であるこの現場、この大きくて非常にややこしい架構の図面でありながら、見事な段取りですばらしい精度の高い骨組を起ち上げた、参加した20名の社員大工達も危険なことなく・怪我なく無事に進捗できたことを皆で祝ったのです。

彼は今までの子とはっきり違いがある、解らないこと理解できないこと等、時間・場所にかかわらず徹底的に理解できるまで聞いてくるのです、ある日曜日私用で農作業をしていた時たんぼに来ての質問、いろいろ質疑応答を繰り返すうちに時間が経ち過ぎ、とうとう農作業をやめて家に帰ったぐらい応答に疲れた。(笑い

私も2日上棟に参加して中村棟梁の成長をこの目で確かめられた、「神の手」といっても遜色がないくらいです、又御施主様がいるからこうした喜びがものづくりにはあるのです、どうかこの御恩を忘れずに豊かな心を持った指導者になることを望んでいます。

休暇

2年前南イタリア研修旅行に社員と供に行く予定が我が家の事情で私達のみ行けなくなった、今回女房の一声で同じところを旅することになった、一度は行って見たかったポンペイの遺跡、紀元前7~8世紀頃に構築された町並みの素晴らしさに感無量の思い、この当時から下水道(水道管は鉛管を埋設している)を完備し劇場やレストランそれに数々の店や浴場、大きな庶民の広場を中心に開けた町並みは信じられないほど整然と区画されていた、日本の縄文時代にあたる・・・・飛鳥時代最古の木造建築法隆寺が建立された(7世紀≒西暦600年)法隆寺よりも≒1300年も前になる・・・・う~ン

ベスビオ火山の噴火により一夜にして消滅、多くの人や生物が亡くなり当時のままの姿が石膏で蘇る、まだ2~3割は発堀されていないとガイドさんは言っていた、何時しか未開の部分も蘇るでしょう、其の時又訪れるであろう心にポンペイの町を去る。

ナポリ2泊・ローマ3泊の旅、ローマの町並みや遺跡は前回と何も変わっていないが、商店・レストランの味付けやサービス、人々の愛想の良さ、あいさつや感謝語など互いの国言葉を何処に行っても耳にする、治安もよく本当に気持ちよい人達と触れ合うことができた。                                                                        前回は衛生器具等の汚いところや便座が壊れていたりが多かったが、今回一度も目にすることなくきれいに清掃され、トイレの扉も西部劇に出てくるような短い扉はなくなり、日本と同じようになっていた、良い物への国際化がどんどん進んできたことは間違いはない、今回5泊7日の休暇は本当にのんびり出来た、日本にないものを見てそして世界で通用するソフト面など、当たり前のことが沢山あるこれからは国際化の時代、私たちが手掛けなければならないことが山ほどある、「感性のある豊かな心の若者」育成にどう結び付けるのか最後は何時もこのことになる。

ご近所様

この時期今年も慣れないトラクターに乗り僅かあるたんぼを興した、今年は本業が忙しく1日しか空いてなくその1日に集中して昼飯も食べず作業をした、ところが近所の人が昼に帰ってこないきっと何かあったのでは・・・ということで態々たんぼまで様子見に来てくれた、川と接近しているので川に落ちているかもしれん・・・ということでした、なんとありがたいことか、その日は夜遅くまで作業をしていたら今度は手伝うということで別の方が来てくれた、そのあとも近所の方が心配してか様子見に来た、前回は差し入れまで頂いた、ありがたいことです。

親父が他界して野菜を作ってないことを近隣の方は知っているから、近隣の方々がいっぱいいろいろなものを差し入れしてくれる、おかげで野菜を沢山食べるので体重が大分落ちた、その他水が出しっぱなしとか凍結で水道管が破裂した時もすぐに連絡をくれた、本当に近所の方々には感謝しています。

我が社が入っている総合展示場では、我が社で実際に建てたすまい手の方が展示場の案内を11名様交代でコンセルジュ戴いています、近隣の方同様に心から感謝しています、御恩返しは魅力あるすまいづくりと魅力ある組織作りに邁進して、あの会社は素晴らしいと少しでも言われる様頑張って行きたいと思っています、今後ともよろしくお願いします。