先日DM限定の見学会を行ったときに周りの案内甲板を見て来られた近隣の方(65〜75才)と玄関先で立ち話をしました、その方の印象は若者たちが朝早くから夜遅くまで頑張っている姿を見て感心していた、一方では若者が生活保護を受けている人がいる、だからどんな住まいか興味を持っていたし前回この界隈で見学会をした時も、そうした若者たちで造った素晴らしい住まいを見せてもらった、そのように言っておられた、今回の住まいは2月の大雪の時に周りの家を見渡し何処の屋根にも全部雪が残っているのに、何故この住まいだけ屋根に雪が解けているのか疑問に思ったそうです。
この住まいは新しい工法で屋根互全体で通気や換気を取る仕組みで施工をしていた、具体的には外壁と断熱材の間に発生した暖かい空気が上昇気流にて通気層を通り、屋根互全ての面を下から直接温める役目を果たし、上から太陽熱で一気に雪が解けていったのです、両面焼きグリルと思っていただければ良いです。(勿論室内や小屋裏に外からの熱気が入ることはない)
この工法はドイツでも使用されています、ただ違うのは互が一枚もなくても雨漏りが完全に近い状態で起きないということです、台風や雨を伴う強風が吹いた通過後に安全にじっくりと点検できる事を考慮しての工法です、台風時には待機をしているのですが、実際に互が飛んで雨漏りしても強風で危険ですので処理は難しいのが現実です、2次災害を起こさないための工法で、雪解けに対しても効果が出るのは考えていなかった。