親孝行

両方の両親はいないが、この身体の頭髪や皮膚に至るまで、すべて父母から頂戴したものである。この大切な身体を決していため傷つけないようにと最近は健康管理しているが、新入社員に何時も言うことはこのことで、刃物や電動工具を使用するので、油断すると大怪我の基になる、一人前(棟梁)になるまで五体満足で昇進いてほしい、親御さんから預かった大工見習いの新入社員にしつこく言っている、自分も何度か怪我をしてきてその怖さも分るし、親になって子供が怪我をしたとき、本人よりも心配になることがある。

後継者育成で今まで大きな怪我がなく、ほとんどの若者が順調に棟梁に育ってきた、今年も一人棟梁に昇進した、後継者育成(6~10年)の一区切りでやっと親御さんに報告が出来るのです。

両親から授かった身体と心そして先祖があるからと感謝を忘れずにいてほしい、親を大切にすることは、人間としての生き方の原点でもあるのです、その一方では育児放棄、幼児虐待、親殺し、子殺しそんな悲惨なニュースが後を絶ちません、その原因は戦後の教育で家族よりも個人を重視する風潮が広がったからです、一人ひとりが家族と云う母体から生まれ、家族を構成する一員であることを自覚してもらいたい、家族は心の拠り所なのです。

「親を愛する者は、決して他人を憎まない、親を敬する者、決して他人を侮らない」、親孝行とは単に養うことではなく、そこに「敬意」という精神が伴ってこそ真の親孝行といえるのです。

両両親がよく夢に出てくる、成仏していないなどといわれが、夢に出てくる両両親は生きていた時変わらずに声までかけてくれる(笑い。  合掌


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