68年を迎えて

68年を迎えて自分を褒めるところはさほどないが親から授かったこの身、大事に使わせてもらっている、先日は社員や御施主様や兄弟よりお祝いの言葉を頂き照れ笑い、

この年になると誕生日も忘れていることが多い、

それよりもよいすまいをつくるにはどうしたらよいか何時も考えている、「安く・丈夫・早く」そして造り手と住まい手が喜ぶもの、それでいて環境に優れ性能があり快適性があるすまいづくり。神社仏閣と違い相手が環境の違いで育った人たちなので、プランだけでも時間を有する、神や仏は文句は言わないが屋大工は人間相手です(笑)、

良くて当たり前。手加工・手刻み故失敗もある、25年ほど前の棟上げは間違いが多く、必要ないところにあっちこっちに穴を掘っている、もっと大きな穴なら入りたい(笑)そんな思いが毎回のようにあった、取り替えたりするので時間はかかるし大きな損失につながる、いろいろなことがあり今日中に家に帰った記憶もないし休みもまったく取れない状態が何年も続いた、努力の結果現在は殆ど勘違いがなく感動を生む上棟が出来ている、思うと今日まで挫けず忍耐と体がよくもったと感謝しているし、私を信じてついてきた若い社員の皆に心から感謝している。昨今は7時前に会社来て(夏は6時過ぎ)夕方は孫と一緒に帰宅する、車中で楽しい孫との会話も来年は小学生になる、今ついてくるうちに可愛がりたい、そんな日々で一番幸せな時期です。

 

 

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