一番季節の良い時期に日出町のI様邸の上棟を行う、ありがたいことに日出町では過去10数件完工している、上棟を終え上棟式の後にお餅まきの行事に必ず家を建てた御施主様が参加してくれる、懐かしい方もいますありがたいことです。

今回担当棟梁は飯尾太陽棟梁と小玉君です、飯尾棟梁はなかなかのイケメン、入社して怒りを知らないのか見たことも聞いたこともない、穏やかな好青年です、昨今彼女と別れたと聞くこんな良い青年をどうして離すのかと不思議(笑い

仕事も出来るし自分に信念を持っているからどんどん成長している、前回担当のk邸様やっと清算書ができ伺った時に相当気持ちがよく飯尾君に感謝しているとのこと、相棒の小玉君は今年2年目、1~2年は体力と躾の日々、目立つことなかった小玉君が昨今早々に著しい進化を見せている、そう感じたのは私だけではないようです、これが表れると素直になり確実に棟梁道が開ける頑張ってほしいものです。

今回も施主様の御両親が非常に喜んで頂き、何故娘が『フジマル』を選んだか良く分かったと言ってくれた、若者たちはこの御恩を忘れずに心の豊かな人間に成長してもらいたい、そしていつの日か支えてくれた皆様に恩返しが出来る様になれば幸いと思っている。

大きな爪痕を残した今回18号台風、我が社のすまい調査で被害は雨漏りが一件のみ、新工法にしてからは皆無です、冠水や床上浸水もなかった、御施主様の車が別の場所で水没したくらいです。北からの風が吹いたが管理棟も被害はない、もっとも倒れそうな板干しは前日撤去している、台風が来るたびに自然乾燥しているために、補強や撤去が大変本当に面倒くさいが自然の猛威には勝てない。毎年のように被害は小さくなってきている、これも技術が進歩した証拠、今の新工法(3~4年前から)は本当に素晴らしい、仮に瓦(我が社は瓦止めにすべての瓦穴にステンレスビスを締めている「30×45瓦桟加圧注入材」、通常はらせん釘打ち)が仮に全部風で飛ばされても雨漏りはしない、2次災害を起きないようにしている、又屋根全体が換気になっているので朽腐菌が生えないで長持ちします、今から2年ぐらい前大分市に大雪が降った時にたまたま見学会をしていて、近所の人が『何故この家だけが雪が積もってないのか』と言われたことがあります、廻りすべて真っ白の中にポツンと一件だけ屋根瓦が見えたのがよほど不思議に思ったのでしょう私に声をかけてくれた、それは暖かい通気壁からの上昇気流を屋根瓦全体で逃がしているからです、つまり一寸でも暑くなると両面グリル焼きになるのです、そうするとあっという間に雪が溶けてしまう、この残暑に雪の話は少し涼しくなったような気がしませんか?(笑い。

農作物も大きな被害出ています本当に残念に思う、私の育てている稲も被害はかなりありますが、命があればまたチャレンジはできるそう思い出社した、来れば木材ばかりの作業場の中に鉢植えの植栽物がパレットに並べている、嫌なことばかりの日に台風除けのこの光景はなんだか心が癒された。

8月19日土曜日に14回目の親子木工教室と御施主様感謝デーを行う、毎年暑い日で作業場での木工教室は総勢160~170名、いもこね状態じーとしていても汗が出る、そんな中で工作物を一生懸命作っている、今年は難度の低いものから高いものと4種類に分けた、その結果自分に合ったものを選びほとんどの方々が時間内に完成することができた、今年も屋外に設けた特設プールで子供たちは大はしゃぎ、無邪気に水遊びする子供たちに交じり2人の孫も大喜び、あの笑顔は木工教室にウォーターシュート付プールは欠かせないものになった。

午後からは御施主様感謝デー、ソフトボール大会は流石に暑く若者任せ、代走付きで1度だけチャレンジしたがフライを打ち上げ、ハイ終わり、我が社には中高と野球部経験が多く昨年から頼もしくなった、ソフトをする勢いで作業をすれば早く覚えるのだが・・・と思う、最初から本当にこの仕事が好きで入社した子は少ない、何でも一生懸命にやっているうちに好きになるのです。

夕方より飲食会、朝から社員や協力業者の奥様達が10名程で手料理を作る、狭い中段取り良く料理を仕込む姿は真剣其のもの、4時30分には取りやすいようにバイキング方式で料理が並ぶ、飲み物はお中元で沢山頂いたもので補う、ビールの缶だけでも何百本、終わってみればたった1本しか残らなかったらしい、それもそのはず4時半~10時半まで賑わった。今年のオークションは毎年のことながらに良いものが沢山出ていた、価値のある物やアイデアの素晴らしいものが例年以上に多かった、私も2.5日かけて作ったが今一のようです、来年は皆に負けずに面白いものを作ろうと詮索している。ビンゴゲームも良かったが温水になったナイトプールは人気者、いつの間にか某ご夫婦もドボン。精一杯日頃の恩返しをさせて頂いた、来年も再来年もず~と続けていきたい、感謝の気持ちを忘れないためにも・・・ありがとうございました。

 

 

数年ぶり大規模古民家のリノベーション工事が着工した、古民家のリノベーションは非常に危険で、汚れを伴い人手を有し応用力を必要とする工事、新築の2.5~3倍人手が必要になる、そのうえ金銭的には利益が無いといっても過言ではない、じゃあ~何故工事を請け合うのかは、木の文化の継承と後継者育成にこの古民家の改修は非常に勉強になるのです、昔の職人の技術を盗むこともできるし、何処が一番痛んでいるか、荷重が架って変形や垂れ・ねざりなど沢山勉強になる、このことを想えば今覚えさせておかねばならない。ともあれ1番危険を伴う家の持ち上げ作業を教えに数日関わった、棟上げ以外は通常事務所の中、汗だくと土まみれの中で皆と一緒に行動をとる、安部棟梁班・金子棟梁班計6名、その中で1・2年の見習い社員達のよく動くことに感心した、今年入ったばかりの牧君や安藤君たちも汚ながらず一生懸命やる気がある、それに良く気が付く、このまま今の初心を忘れずに修業を重ねてほしいと願う。性能を有した大規模な改修や補強工事は、100年以上耐久性のある建物に変身する、そんなことのできる職人が非常に少ない、楽しみな若者達です。

 

棟梁と言えばある程度の年齢を想像すのが普通ですが、私たちが手掛ける構造材表しの真壁づくり、在来からの構法と独自の構法を兼ね備えた強度ある架構は、誰でも真似出来ない、他社(毎年人気のある会社の構造見学を訪問している)と格段の違いがある骨組みです。今回施工面積を入れれば80坪になる建物を中村棟梁に任命した、棟梁になる前から墨付けや刻みといった難しい作業を金子指導棟梁が任せていた、部分的とは言いながら毎回すごく良く出来ていた、そしてある現場を1棟すべて任せた結果、今までにないとてつもなく生きた架構が組み上がった、間違いとか勘違いという域を通り過ぎた本当に素晴らしいものが出来たのです。                                                                                                                               棟梁になり初めての主担当であるこの現場、この大きくて非常にややこしい架構の図面でありながら、見事な段取りですばらしい精度の高い骨組を起ち上げた、参加した20名の社員大工達も危険なことなく・怪我なく無事に進捗できたことを皆で祝ったのです。

彼は今までの子とはっきり違いがある、解らないこと理解できないこと等、時間・場所にかかわらず徹底的に理解できるまで聞いてくるのです、ある日曜日私用で農作業をしていた時たんぼに来ての質問、いろいろ質疑応答を繰り返すうちに時間が経ち過ぎ、とうとう農作業をやめて家に帰ったぐらい応答に疲れた。(笑い

私も2日上棟に参加して中村棟梁の成長をこの目で確かめられた、「神の手」といっても遜色がないくらいです、又御施主様がいるからこうした喜びがものづくりにはあるのです、どうかこの御恩を忘れずに豊かな心を持った指導者になることを望んでいます。