大工が全国で約40万人いる、そのうち50〜60代の方が60%だそうです、残る40パーセントの中で木を見て墨付けのできる大工はほんの僅か、毎日木材と葛藤をして本当に木がわかるのは30年はかかるでしょう、これも確実ではない、木を見ることができるのは、ただ毎日毎日木を熟すことしかないと思います、自然の材料だから同じものは1本もない、多く経験を積むことで似たか寄ったかのものと出会うぐらい、本当に健康や省エネ・環境に良いといっても、この木材を使い熟せるまでが大変です、構造材を国産材に変えて約25年たった、大工職人の成長とともに良い木材も入手出来、昨今の技術はかなりのものと思う、木の住まいの安全性はすべて大工職人の手に委ねることになる、責任はだれよりも重いから真剣になって修業を積み希少な大工職人になって、本物の住まいを造り続けてほしいと願う。
今年の春は5名の若者が大工修業に来る、どうか途中離脱しないで大工棟梁を目標に頑張ってほしい。