県産材

 外材から全て県産材に変えたのが今から17年前、大分県の杉の生産量は全国で2番目、態々無駄な経費や環境汚染に繫がる(運搬時の炭酸ガスの排出)外材を使う必要はないと思った、県産杉は色や艶・靭性・強度・香り・性能どれをとってもすばらしい事ばかり。

 特に檜の香り・杉の香りは気持ちが良い、因みに嗅覚だけは大脳辺縁系(中間脳で脳の発電所といわれている)にダイレクトに行き偏桃核から前頭葉に行き、気持ちを抑えたり、やるどという気持ちドーパミンの分泌を促している、その為杉は天井に貼ると就寝の効果があり、床に檜を貼れば脳の活性に効果があることは事実です、また壁に珪藻土や漆喰を塗ると調湿は勿論、アンモニアガス等の分解をします、杉板のみで調湿を考えたら窓を閉じた状態を推定してみれば60mm以上の板をぐるり周りに張る必要があるとの事、木材目視率は人によって異なるが、見えないところでも出来るだけ多く木材を使うと保温力や調湿の効果があります、我が社こうした理由で多くの県産材を使っている(普通の木造住宅の2倍ぐらい使用している)

 木造住宅の歴史は1500年、ハウスメーカーは40年、ツーバイフォー(プラットフォーム・フレーム・コンストラクション)はせいぜい70年程度の歴史しかない、循環型で長持ち・長生きするすまいは、やっぱり木造住宅を置いて他にない。

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