後継者育成や社員教育に何が難しいかは、今から行うであろうことに皆の意識改革が必ず必要になるのですが、考えを一つにする意識改革が1番難しいと思う。特に新入社員の改革は育った家庭環境・地域環境・教育においてもちがう、大分県は昔小藩が多く言葉も違えば考え方も違う、それをいまだに引き継いでいるようです、中学生の職場体験を10年前から近くの2校を受け入れている、距離にして4〜5㎞ぐらいしか離れてなくても考えも違うし、躾は相当違う、躾のよくない中学校は先生たちも車から降りない人もいるし、迎えに来てもあいさつがない、『お世話になりました』は死語になったのか、当たり前のことが言えない、後継者育成では、当たり前のことを素直に言葉で表す又忘れないこのことが1番大事と思う。
我が社の若者は上棟の直会などで御馳走になったあと、何か月過ぎてもその志を忘れるなと言ってあるし、本当の『倍返し』を言葉(先日は御馳走様でした)だけでなく実行に移しなさい、と何回も繰り返し言っている。16歳の頃両親からどこに行っても『お世話になります』『お世話になりました』と言わんとだめぞ・・この言葉しか唯一しつこく言われたものない、今思うとこの言葉には深い意味と思いがあるようです。若い棟梁達の意識は今日やっと開花したように思うが、さあ〜今期も新入社員たちとの葛藤が始まった。