母親が介護認定を受けて1年以上経ちグループホームにお世話になっている、何とか自分の用事だけでも出来るようになればとの思いで殆ど毎日訪問している、時にはマッサージをしたり、運動の手助けをしたり、活力の付くものを持っていったり、背中を拭いたりそんなことを仕事帰りや朝早くしてきた。
年を取ると人は自分の事しか思わずわがままになる、連れて帰れと言われれば連れて帰る、その時は喜んでいるが一時もすればグループホームに帰りたがる、仕事の関係で女房共々疲れかえっている時でも夜遅く寄る事がある、老母の調子が悪いときは大変な眼に合う、女房が率先して色々やってくれるので非常に助かるが、こちらの健康も気になるし自宅に帰れば年老いた父親がいる、帰ってみると飲みすぎで失禁したり、記憶が飛んだりして分からなくなることが多くある、年を重ねると仕方がない事と思っているが、模範とならないことは記憶に残しつつ、子供達の手を煩わすことのないようにと思う、父母がいるから私達の人生がある・・・そう思いながら、年老いた父母になおも心の支えを抱いているのが親子の性であり倫理、そう遠くなく己の限界を知り、自然の運行と調和していくでしょう、真の親孝行とは・・・
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