自然の恩恵

1970年以降急速に自然資本(空気・水・土地・植物・動物からなる天然資源)は減少してきた。自然の恩恵を正しく使わず、経済的な豊かさだけを追求した結果、自然も人の心も荒れてきた。安定供給の為か無駄な消費が多い、大企業は本当に持続可能な商品を造っているのかわからない。

スーパーの農作物売り場を見てもキズ1つなく同じ大きさの作物がきれいに包装されて並んでいる。2年ほど前から野菜を作っているけど、大小は勿論、形も変形しているし、虫食いのあとはあるものばかり、店頭に並んでいるようなものは1割も出来ない、全くできない物も何種類かあった、それでも野菜作りは楽しい。

化学肥料や農薬は殆ど使っていない、身体に良いものを作ると同時に化学肥料や農薬を使わなければ土壌の豊かさが回復し、生物多様性や保水性、土壌本来の炭素固定能力が回復するからです。

会社の焼却炉から出た木灰(カリ)を肥料に、それを農薬代わりに野菜の葉に薄く振りかける、風が吹いたり、雨にあたるとすぐに落ちるが、まめにやれば夏キャベツでも結構良いものが出来る。鋸くずや鉋屑は発芽したり、乾燥防止に役に立つ、ほどなく微生物が食べ土に返る、廃材が出れば獣の囲いに使う、雨水収集タンクも木製で作った、2年して水漏れが発生したが。(笑い

今までが木材関係ばかりであったが、同じ自然資本であるが、野菜作りは食べ物であるので、誰でも味わうことが出来る。小さな事でも皆が意識してやれば地球環境は変わる、サステナブルな未来は全人類の課題です。

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