今月は切時の良い木材が大量に入荷があり、それに1本1本背割りを入れたり並べ替えたりして倉庫に新旧の入れ替えをして自然乾燥をする。今木材が高騰しているが良い伐採時期(10~12月)に切ったものは、乾燥も早く・色艶がよく・虫が入りにくく、靭性もある最高の木材なので、安い高いに関係なく大量に購入しているのです。今回も良材が沢山入ってきた毎年買っているので、製材業者の方々が「フジマル用」にわざわざ目細できれいな原木を確保してくれています、我が社の木材は基本的には全て表し(目に見える)になることを知っているからです。製材したばかりの木材は比重が1近くあり本当に重い、基本の構造材(仕入れ時130×250×4000)で100k越すのです、それが3年で半分ぐらいの重さになる、ゆっくり自由水や結合水の水分が抜けるからです、この間に縮んだりねじったり変形します、それを4面加工機という機械で削る、どんなに表面が汚れや劣化していても機械から出てきたときには見違えるほど美しい、又同じものが1つもないので加工は楽しい仕事です。こうして自然乾燥をした木材を使用している工務店はいまでは皆無に等しい、今は殆どが(1立米当たり35リットル原油を使う)人工乾燥している木材なのです、地球温暖化や自然環境が問われている中でも利便性中心なのが現状です、なんでも早くが普通のようです。木材は自然乾燥が1番良いのですが、時がいるし又表しにするにも熟練の技や感が必要なのです、そのために我が社は優秀な職人の育成に毎日切磋琢磨しているのです、近年の引き渡しに伺うと技術の向上が年毎に進歩しているのがすごくよくわかる、技術職人達の進歩に感動を覚える。
取ってくれているのです
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