「成合棟梁に任せる」成チャンが棟梁になって初めての大仕事を任せた、先日上棟を迎え1からその立ち上がりを見分し、建て方作業を手伝う、墨付けの勘違いはほとんどないが固い仕事でカケヤを振る回数が多い(任されたときは大体固い仕事をする)棟木が上がったのは2時ぐらい、応援の社員大工も成合棟梁を心身的に楽にしてあげようと一所懸命であった、無事に上棟を終え初めての上棟祭での御祝辞(のりと)も心がこもっていた、上々の滑り出しであった。成チャンは2級設計士も1発で合格する頭脳だけでなく技術の向上も格段と上がった、何と言っても眼つきが変わって来た、他県からの10人以上修業に来て棟梁になったのは成合君のみ、私もすごく嬉しく思わずにはいられない、彼は数年前増築工事を他の棟梁の下で墨付けを経験させたことがある、支離滅裂で全部造り変えたことがある、この子はダメかな・・・そんな思いがある、あれから数年本当によく頑張ったきた、これからは工事をさせて頂いた御施主様の御恩を忘れずにもっともっと心を磨き魅力ある尊敬の出来る棟梁を目指してほしい。
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