熊本大地震から1か月が過ぎた、想像を絶する自然の猛威に人間の力は無能に近い、あらゆるものの崩壊、特に断層のちぎれやズレに依る被害は大きく修復も難題である、基本的には断層の上には建てないことを望む、かと言ってその場所を正確に把握するのは安易に出来ない、今後はそうした地盤だけでなく地質調査をして断層の有無を正確に捉えた資料などが必要になってくる、そうなると県や国のレベルになる。
今からのすまいは心地よさだけでなく、安全を考えなければならない天災や人災は今後も必ず起きる。これからはどんどん国際化が進む中、難民の受け入れも当然乍ら増えてくるし、某国が仮に破綻すれば多くの難民は流れ込むであろう、良いことばかりではない住まいだけは安全な場所である様、防犯やセキュリティー等‥を考慮したすまいづくりが必要になってくる、又そのためにも引き渡したら終わりでなく、我が社と御施主様のコミュニケーションをとり続け、恩義を忘れずに事あるときに対処できれる様な体制を考えている、アルプ(常設展示場)のコンセルジュを多くの御施主様が気持ちよく引き受けて下さるように、引き渡した後からの付き合いの方がはるかにながい。地域で仕事をしている以上、もっともっとすまい手のことを考えた住宅と組織を造らなければならないと思っている。
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