年のおわりに

 今年も若い職人達が全員無事に年末を迎えられた事に喜びと感謝の念でいっぱいです。側から見れば当たり前の事ですが、親御さんから預かった大切なご子息達をともあれ五体満足で新年を迎えられる事が一番、機械や工具・刃物又高所での作業はいつも怪我や危険を伴う、慣れるまでには3年程はかかる、よくしたもので棟梁になれたら怪我や過ちは少なくなる。毎年新入社員が入ってくるようになってからは特に五体満足の想いが強い。

技術の習得は2番目こうして後継者の育成は目先の事から始まります、ひと通りの技術の習得に4〜10年,住まい造りは常に10年〜50年先を考えながらバランス良く取り組んでいく、だから来年と言うより次の年その又次の年のように嫌われない行動や、やってはいけない構造、手抜きしない住まいづくり、とにかく駄目だった事を反省して改めて挑戦するその気持ちを徹底する、未来の事は誰もわからない、過去の過ちこそが教訓になる。皆さん良いお年を、ありがとう。

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